能登の未来
FUTURE
たろうさんのあるくらし
投稿者
KURA
祖父母の家は、山奥にあった。
裏にため池があって、井戸があり水道は来ていなかった。
トイレには牛がいて、というか、牛小屋にトイレがあって、そこに板が渡してあってトイレになっていた。
何と、水道はないが電気がきていて、当時、黒電話まで来ていた記憶がある。
現在は誰も住んでいないが、もし、家が大丈夫なら、今回のような地震があっても、普通にそれまでと同じ暮らしができていたのかもしれない。
もし、井戸があって太陽光があり、トイレはコンポストトイレにして有機肥料の材料としていたら。洗剤とかを環境に良いものにする必要はあるだろうけれど、持続可能な環境にも優しい農業と暮らしが成り立つのかもしれない。
尤も、交通は問題だ。
峠は冬は凍って通れなくなる上に、グーグルマップだって途中から白地図になってしまう山奥。
では、自動運転で必要な品物を運んで来てくれるロボットがいたらどうだろうか?
名前は、「たろうさん」とか。
自動運転でたろうさんが、山道を転がったり、あるいは空飛ぶ車として買物にいってきてくれる。人を乗せていくこともあるかも。
空飛ぶ車のたろうさんに「ちょっといってきてね」と買物を頼んで、自然に囲まれた中で有機農業をしてくらす。
そんな未来があったら、とってもいいな。