能登の未来
FUTURE
投稿者
新明愛綾
「能登っていいね」
このような言葉が100年後の能登には、飛び交う場所であってほしい。能登が地震や自然災害の被害がない安定した地域だとすごく安心して暮らすことができる。能登半島は地震の活発な地域であり、防災対策は欠かせないものであるが、100年後には科学技術の発展によって、地震や津波などの自然災害を予測し、適切な対策を講じることが可能になっていると信じたい。また、豊かな自然環境が保たれた場所であってほしいと思う。能登半島は美しい里海や自然豊かな里山が広がっており、多くの人々がその自然を楽しんでいる。この自然環境が壊されることなく、未来の世代に引き継がれていくことを願っている。持続可能な開発が進み、環境保護が徹底された地域として、能登半島が存在し続けてほしい。さらに、人々の暮らしや文化が息づく場所であってほしい。地震や津波の被害により、多くの人々が辛い思いをした能登半島だが、100年後にはその記憶が風化せず、過去の教訓を活かし、地域の再建や防災意識の向上に取り組んでいることを期待する。その為の対策を現在はもちろん将来生きていく1人ひとりが考えていく必要がある。
能登半島には豊かな歴史や伝統文化が根付いている。私の地元志賀町では、堀松の綱引き祭り、数十基のキリコ(奉灯)が繰り出す八朔祭礼、県内で最も古い歴史を持つ太鼓打競技大会などの伝統行事や獅子舞、太鼓が伝承されている。この伝統が守られ、新たな文化や産業が育まれている地域として、能登半島を見ることができることを願っている。最後に、100年後の能登半島は、人々が幸せに暮らせる地域であってほしいと思います。安心して住み、働き、子育てをすることができる社会基盤が整っていることを望む。教育や医療、福祉など、社会的なインフラが充実し、子どもたちが将来に向かって希望を持てる環境が整っていると、より豊かな地域になる。能登半島の魅力を生かしながら、さまざまな産業が振興され、地域経済が活性化していることを願いたい。能登半島が安定した地域であり、自然環境が保たれ、人々の暮らしや文化が息づく場所であり、幸せに暮らせる地域になるためには、私たち現代の人々が地域を愛し、守り、未来のために取り組むことが不可欠だと考える。みんなで明るい能登を描いていきたい。