能登の未来

FUTURE

プレザーブ 輪島のためにできること

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投稿者

萬亀哉汰

 僕は100年後の輪島が、帰ってきてほっとできる場所だと思えるような山や川、海ができるだけ人の手が加わらない自然に近い場所であって欲しいし、たくさんの人がそんな輪島市に訪れて良かったと思えるように復活させたいと考えます。
 小学校の頃から、学校脇の用水や川、海で生き物を捕まえるのが好きで、自宅で水槽や池に自然に近い風景を作り飼育していました。中学生3年間の夏休みには、輪島の川の生き物の生息域や種類、河川工事の影響、水質調査の研究をしました。今回の震災では、自宅で飼育していた生き物のほとんどが死んでしまい、自分が市外に避難することになったため、生き残った生き物を川に戻そうと川を見て驚きました。泥水で濁り川の水位は下がり、以前の川とは全然違っていました。今も生き残った生き物は傷だらけですが大事に育てています。
 僕は、輪島が好きです。便利なお店や遊ぶところがたくさんあるわけではないけど、網とバケツ、仕掛けがあれば生き物を捕まえることができます。ただ災害に強いだけの工事はしてほしくないです。最近、工事した川は急傾斜で川に降りられないようになっており、僕にとってはただのコンクリートの壁です。100年後、他の場所や地域にはない自然に近いけれど、災害にも強く生き物達も耐えられるたくさんの人と生き物が集まる輪島にしたいです。

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