能登の未来

FUTURE

能登半島の現実受容

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投稿者

櫻ヶ平誠

 能登半島地震で甚大な被害が発生しました。住宅倒壊や道路の損壊、電気・水道・通信などのインフラ損壊などは人間の力でいずれは復旧復興できると思います。しかし数千年に一度などと言われている土地・地盤の隆起などは、人間が対処できるレベルを明らかに超えています。動物が住めない所では住みつかず、植物が自生繁殖できない所では自生しないように、能登地区も人間が住む事を諦め他の自治体に集団移転するなどして、人が去った後は国や研究機関の研究エリアとして地震のメカニズムや地殻変動の仕組みなどを研究してもらうことも、現実の選択肢だと思います。世の中の流れは「復旧・復興」に大きく動いているのは誰もが実感している事と思いますし、このような意見を言えば批判されることだろうと容易に想像ができますが、能登半島が現実を受容し最先端の研究エリアになることは悪い事ばかりでもないと思います。確実に未来の人間の防災に役に立ちますし、能登を去った(現住民)は、100年後の後世になって評価されることと思います。

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