能登の未来
FUTURE
投稿者
中川優月
100年後の能登は自然と共存しているのが私の理想。自然と共存するなんていつの時代の話と思うかもしれないが、私は能登がディズニー映画「モアナと伝説の海」のようなまちであって欲しいと思う。
みんなが想像する「住みやすい街」とはどんなまちだろうか、きっと交通の便がいい、買い物に困らないなどだろう。でも能登はきっとみんなが想像する「住みやすいまち」を目指しているのではない。この里山里海、自然に恵まれた環境と共に生活していくのがきっと100年後の能登の理想の姿ではないか。
最初に「モアナと伝説の海のようなまちであってほしい」と書いたが、どういうことか。それは、私たちは自然に生かされているということ。今回の大地震、大津波で自然は優しいだけじゃないということを改めて痛感されられた。でも、能登の人達の生活にとって自然はきっと家族のようなものだ。常に隣にいる。共に生活しているから。能登は肉や魚、野菜まで殆どの食材が地産地消されている。ただ、100年後もこのままであり続けるには何か変化が必要。自然と共存するには、きっと最先端の技術も必要になってくる。しかし、新しいものにこだわりすぎてはいけない。自然が嫌がるようなことはしてはいけない。常に自然と会話しているような、人間と里山里海とがたがいに笑顔でいられるような能登であってほしい。