能登の未来
FUTURE
投稿者
永平廣輝
私は100年後の能登に地震の復興と能登地震以前にあった能登らしさを残して欲しいと願っています。 私は小学生の頃から能登町にある金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設によく通っていました。そこで釣りをしたり、研究員の方々の研究を少し学ばせてもらったり、バーベキューをしたりなど、色々な経験をさせていただきました。私の中での釣りは能登らしさであり能登で釣りをすることが僕の楽しみです。他にも小6の遠足で輪島市に行った時に輪島朝市を初めて体験しました。そこで客と店員の距離の近さや初対面にも関わらず優しく接してくれる暖かさを感じました。それは現代の都市や都会では滅多に感じることはできない地方らしさであり輪島朝市ならではの能登らしさだと私は考えます。今年の能登半島地震によって能登で釣りをすることができなくなり、輪島朝市や千枚田が失われ、「イカす会」や「寒ブリまつり」など能登にしかないイベントなどが軒並み中止になってしまい私の知る能登らしさがなくなってしまいました。研究員の方々も10年以内の研究所の修復は厳しいと言っておりとてもショックでした。しかし今も復興を目指して一歩ずつ歩みを止めない能登の方々やボランティアの方々をテレビで見かけるたびに能登はいつか元の姿を取り戻してくれるだろうと言う安心感があります。なので、私は100年後の能登に地震の復興を強く願い、地震以前にあった私の知っている能登らしさを受け継いだ場所であって欲しいと思います。