能登の未来

FUTURE

進んでいます。

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投稿者

西海有希子

私も主人も子どもたちもお互いの両親も能登町で生まれました。
住んでいて生きずらいと感じた頃もあったけど、おかげさまで沢山の人と出会い、沢山の事を教わり、日々過ごす毎日に感動と感謝をし能登で暮らしていました。
地震後現在は、みなし仮設で金沢市で生活をしています。自宅は解体をしました。わかっていましたが、やはりなんとも言えない気持ちでした。同時に、今まであった嫌な事も更にしよう、リセットして新しい気持ちで進もう。と思う事にしました。

100年後の能登。
今の私には来年の事すら決まっておらず、まして100年後について考える事が出来ないのに、こうして「能登の未来」を想いながら投稿しています。先程も書いたように私は今町外にて、新しい自分を見つけるため、大切な家族の夢を応援しながら前に進んでいます。しかし決して能登を捨てたわけではありません。残念ながらそんな風に見える事もあるかもしれません。能登への想いをうまく理解してもらえないそう感じる事もあります。不安や疲れから視野は狭くなるのでお互い仕方がありません。だって止めるわけにいかないですもの。みんな必死に半年進みました。でも疲れてます。それでも能登は前に進んでいます。不安な気持ちをかき消しながら。
私は感情で動くタイプなので、常に「心の復興=心のケア」が大切なのではと、思っています。
未来の能登を切り開いていく若い世代の人や、子どもたちと一緒に不安な気持ちも明るい希望も話し合う。思いやる。そして新しい人、発想、考えを受け入れる。今までとは違った角度や距離から能登を見てみる。地道にかもしれませんが、些細な事の積み重ねで能登は細々と守られてきたと感じます。そしてこれからも、このような「能登の未来」を想いながら皆で考える企画を積み重ねる事が、新しい能登乃國を芽吹かせていくと私は思います。

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